2026年10月1日。27年勤めた会社を退職して、無職1日目を迎えました。
朝から空がきれいに晴れていました。
「今日から会社に行かなくていい」と思っても、急に生活が変わったような高揚感はありません。気持ちは意外なほどフラットでした。ただ、いつもなら仕事へ向かう時間に自分の予定で動けることが、少し不思議で、少しうれしく感じました。
国民健康保険と国民年金の手続きは、離職票が出てから
退職後の初日、区役所の窓口で国民健康保険と国民年金について確認しました。
結論からいうと、正式な手続きは離職票が届いてから進める形でよいとのことでした。必要な案内も受け取ることができました。
私は任意継続ではなく、国民健康保険へ切り替える予定です。離職票が届くまでの間に病院へかかる場合は、健康保険の切り替え中であることを受付で伝え、いったん全額を支払うことになります。手続きが済んだあとに精算する流れです。
会社員のときは、健康保険や年金のことを深く考えずに過ごしていました。退職すると、こうしたことも自分で確認して進めていく必要があります。
面倒に感じる部分もありますが、「自分の生活を自分で組み立て直す」最初の作業なのだと思うと、少し気持ちが変わりました。
久しぶりに自転車で走る
手続きの確認を終えたあと、久しぶりに自転車で走りました。
郵便局へ荷物を取りに行く途中、空があまりにもきれいだったので、富士山が見えないかと探してみました。結局、はっきりとは見つけられなかったのですが、平日の昼間に自転車でゆっくり走る時間は、これまでとは少し違って感じました。
通勤のために急ぐのではなく、自分の用事で外に出る。目的地までの道を楽しむ余裕がある。
まだ「自由になった」という実感は大げさかもしれません。でも、こういう小さな変化の積み重ねが、これからの暮らしを作っていくのだと思います。
マックで勉強する午後
そのあとはマクドナルドに寄って、簿記の勉強を開始。
会社を辞めたからといって、毎日を何となく過ごすつもりはありません。日商簿記3級の勉強を続けながら、職業訓練の見学や申込み、退職後の手続きも進めていきます。
AIやWeb、プログラミングの学び直しにも取り組みたい。これまでの開発、品質保証、業務改善の経験を土台にして、会社の外でも誰かの役に立てることを少しずつ探していくつもりです。
すぐに答えが出るとは思っていません。再就職、業務委託、副業、個人での小さな仕事。選択肢を一つに決めつけず、まずは学び、試し、自分に合う形を見つけたいと思っています。
退職は終わりではなく、始まり
27年続いた会社員生活が終わりました。
寂しさがまったくないわけではありません。でも、会社から逃げ出したという感覚ではなく、ひと区切りついたから次へ進むという気持ちです。
両親のことも含め、これからは時間の使い方を自分で選びたいと思っています。体を動かすこと、街を歩くこと、学ぶこと、ブログを書くこと。そして、いつか保護猫と暮らせる環境を整えること。
退職後の最初の日は、特別なイベントがあったわけではありません。
それでも、青空の下で手続きのことを確認し、自転車で走り、これからの勉強について考えた一日でした。
焦らず、でも立ち止まらずに。
無職1日目は、静かで気持ちのよいスタートになりました。

コメント