早期退職してから、お金の使い方をあらためて考えるようになりました。
教育費、これからの働き方、実家のこと。いろいろある中で、ずっと気になっていたのが住宅ローンです。
まとまったお金が入ったタイミングで、銀行から資産運用の案内の連絡もありました。せっかくなので、その場で住宅ローンの返済方法についても確認してみることにしました。
今回は、みずほ銀行の住宅ローンで、店頭で一括完済するのではなく、ネットの一部繰上返済をうまく使って、手数料を抑えながら完済に近づけた話を書いてみます。
※この記事は、私自身の体験をもとに書いています。金額や日付は一部ぼかしています。住宅ローンの条件は人によって異なるので、実際に手続きされる場合は必ずご自身の契約内容と公式情報をご確認ください。
早期退職後、住宅ローンをどうするか考えた
会社を辞めたあと、いちばん大きかったのは「毎月の固定費をどこまで下げるか」という視点でした。
これからは、会社員時代のように毎月きっちり同じ金額が入るわけではありません。しばらくは学び直しもあり、今後は自分のペースで仕事を作っていくつもりです。そう考えると、毎月の住宅ローン返済がなくなる安心感は、数字以上に大きいと感じました。
もちろん、住宅ローンを急いで返すのが誰にとっても正解とは思っていません。
ただ、私の場合は、持ち家があるからこそ早期退職を考えられた面もあります。賃貸のような身軽さとは別に、持ち家には「住む場所の土台がある」という安心感がありました。
みずほ銀行では、店頭での手続きに手数料がかかる
調べてみると、みずほ銀行では、インターネットバンキング(みずほダイレクト)からの住宅ローン一部繰上返済は手数料無料です。
一方で、店頭での繰上返済には手数料がかかります。私が確認した時点では、窓口での繰上返済手数料は33,000円(税込)でした。しかも、2026年12月1日以降は44,000円(税込)に改定予定と案内されています。
「一括で完済したいのに、最後の手続きで数万円かかるのか」と思うと、正直ちょっと悩みました。
店頭で完済せず、ネットの一部繰上返済を使う方法があった
電話で確認したところ、みずほダイレクトでは全額返済そのものはできないものの、かなり大きな金額を一部繰上返済して、残りを通常返済で終わらせる形は取れるとのことでした。
ポイントは、返済方法で「期間短縮方式」を選ぶことです。
同じ一部繰上返済でも、
- 期間不変方式:毎月の返済額を減らして、返済期間はそのまま
- 期間短縮方式:毎月の返済額は大きくは変えず、返済期間を短くする
という違いがあります。
今回のように「できるだけ早く終わらせたい」なら、期間短縮方式を選ぶ必要があります。
銀行の担当の方にも、
期間短縮方式を選んで、最終回返済日がきちんと表示されているか確認してください
という趣旨の案内を受けました。
実際にやった流れ
私がやったのは、だいたい次の流れです。
- みずほダイレクトで住宅ローン残高を確認する
- 電話で、どのくらいまで一部繰上返済すると最終回が近づくか確認する
- みずほダイレクトの一部繰上返済画面で、かなり大きめの金額を入力する
- 返済方法は「期間短縮方式」を選ぶ
- 条件変更後の画面で、最終回返済日が近い日付になっているか確認する
- 引落口座に必要資金を入れておく
実際の画面では、条件変更後の内容として、次回の一部繰上返済のあとに残る残高や、最終回返済日が表示されました。
その表示を見て、「これでいけそうだ」と判断して申し込みました。
やってみて良かったのは、手数料よりも“身軽さ”だった
今回いちばん分かりやすいメリットは、店頭手数料をかけずに進められたことです。
でも、やってみて本当に大きいと思ったのは、気持ちの面でした。
毎月の固定費がひとつ減るだけで、今後の働き方の自由度がかなり上がります。大きく稼がなければ回らない家計より、「まずは必要十分を確保して、自分のペースで積み上げる」方が、今の自分には合っていると感じました。
ただし、誰にでも向く方法ではないと思う
今回のやり方は、手元資金にある程度余裕があり、教育費や生活防衛資金を別に確保したうえで動ける人には相性がよいと思います。
逆に、手元資金を減らしすぎてしまうと、かえって不安が大きくなるかもしれません。
また、わが家はペアローンなので、家全体としてはまだもう一方の住宅ローンが残っています。私の分は整理しても、世帯としての住宅ローンがゼロになるわけではありません。
さらに、完済後の書類や抵当権抹消の流れは、ローンの組み方によって違う可能性があります。このあたりは、今後実際に書類が届いたら、また別の記事にできそうです。
これから手続きする人が確認しておきたいこと
私が今回、事前に確認しておいてよかったのは次の点です。
- ネットでは全額返済ではなく「一部繰上返済」であること
- 返済方法は「期間短縮方式」を選ぶこと
- 条件変更後の画面で、最終回返済日がどう表示されるか
- 引落日までに、返済用口座へ必要資金を入れておくこと
- 完済後の書類や抵当権抹消の流れを後で確認すること
細かい条件は人によって違うので、「自分の契約でどうなるか」を銀行に確認するのがいちばん確実でした。
参考にした公式ページ
- [みずほ銀行 一部繰上返済](https://www.mizuhobank.co.jp/loan_housing/customer/ichibu.html)
- [みずほ銀行 住宅ローン一部繰上返済受付(みずほダイレクト)](https://www.mizuhobank.co.jp/direct/about/service/housing/loan_ichibu_hensai.html)
- [みずほ銀行 手数料一覧(みずほダイレクト)](https://www.mizuhobank.co.jp/rate_fee/fee_direct.html)
- [住宅ローンにおける「繰上返済手数料」改定のお知らせ](https://www.mizuhobank.co.jp/oshirase/kuriage20260929.html)
まとめ
住宅ローンの繰上返済というと、「完済するか、しないか」だけで考えていました。
でも実際には、
- 店頭だと手数料がかかる
- ネットの一部繰上返済は無料で使える
- 返済方式の選び方で結果が大きく変わる
といった細かい違いがあります。
今回の経験を通して感じたのは、住宅ローンは金利だけでなく、これからの暮らし方とセットで考えるものだということでした。
私にとっては、「手数料を抑えながら、固定費を減らして身軽になる」ことが、いちばん納得感のある選択でした。
完済後の書類や抵当権抹消の手続きまで進んだら、その続きもまた書いてみようと思います。

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